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過去ブログ(2013.9-2016.7)

駆け出し行政書士、女性支援を考える その4 「45歳からのエンディングノート」

45歳という年齢は、女性にとって大きな意味を持つ年齢だと思います。

30歳前後で結婚した人にとっては、

そろそろ子供も中高生になって、手が離れて来た頃かもしれません。

まだ独身の人にとっては、結婚か、お1人様を極めるか、

そろそろ決めようかなという時期かもしれません。

子供が産める年齢は、論理的には44歳までと産婦人科医がお話しするのを聞きましたし、

両親の年齢を考えても、45歳という年齢は、様々な思いが交錯する時となるでしょう。

 

最近は美魔女という言葉があちらこちらで使われているように、

45歳の女性の扱われ方は、一昔前のオバサンというイメージからは離れているようです。

娘と同じ洋服を着たり、まつ毛のエクステでおしゃれを楽しんだり、

40代の間でも、女子会という言葉が当たり前のように使われていますね。

 

そんな45歳という年齢。

まだまだ若く、色々なことが楽しめるうちに、考えてもらいたいことがあります。

まずは今までのこと。

子供の頃、自分はどんな大人になりたかったのか、

どんな友だちとどんなことをして楽しいと思ったのか、

やりたいと思っていたことは、すべてやったのか、まだ叶えていない夢はあったんじゃないか。

そして、これからのこと。

自由な時間が増えて、それを何に使いたいのか、両親のことはどうするか、

子供が結婚したら、、、孫が出来たら、、、退職したら、、、

転職や起業も考えられるでしょう。

念のため、病気になった時のことも考えておきましょう。

お金のことも心配です。

今まで何となく流して来た自分の気持ちに気づいた時、

何か新しい未来が生まれるかもしれません。

心配事を書き出してまとめているうちに、

やらなければいけないこともはっきりし、安心に変わるでしょう。

「45歳のエンディングノート」は、その先を楽しく過ごすための、気づきのノートなんです。

 

最近では、エンディングノートや終活ノートと称して、色々なものが書店に並んでいます。

ノートに決まった形はないと思いますし、気に入ったものを使うのが一番だと思いますが、

1つだけ提案させてもらいたいことがあります。

それは、銀行口座や保険など、財産を記録しておくノートと、

何かあった場合の連絡先や覚え書のノート、

そして自分の気持ちや想い出を綴るノートを別にしてもらいたいということです。

もしこれを1つのノートにまとめて記録した場合、

見られたくないこともあるため、ノートを分からない場所にしまい込んでしまうでしょう。

そうすると、万が一の連絡先をせっかくまとめても、誰にも知らせることが出来ません。

いくつかのノートに分けて記録すれば、

ノートの置き場所も、電話の近くやキッチンの引き出し、

見られたくない気持ちを書いたものは、自分だけが分かる場所にしまうことが出来ます。

せっかく作るノートですから、意味のある使い方が出来るのが理想的です。

 

エンディングノートに決まった形はありませんが、

自分の気持ちを見直すことは、自分一人では難しいこともあります。

それは、私たちは今まで、そのための勉強を今までして来なかったからです。

自分の気持ちを書き出す方法は色々あると思いますが、

マインドマップのような手法を取り入れて、少人数でワークショップを開き、

今までを振り返り、この先の楽しみを発見する作業が出来たら、

今までになかった新しい形の「45歳のエンディングノート」が作れると思います。

エンディングノートを作ることによって活き活きと年を重ねることが、

女性の活躍、幸せにもつながると信じています。

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