創業補助金最終採択結果をまとめました
平成25年度補正予算創業補助金の最終採択結果が発表されました。
創業で採択されたのは、前回の744件の3倍、全国で2290件の交付先が決定しました。
採択率は、前回の47.8%から下がり、30.9%でした。
さて、今回の採択結果、簡単にまとめてみました。
まず、地域別に見ると、次のような結果になっています。
前回同様、圧倒的に東京が多いため、関東地方のグラフが突出していますね。
もう少し男女比が分かりやすいように、全体の比率を見てみましょう。
こちらも前回同様、女性は、全体の3分の1弱です。
今回採択されたテーマをすべて見たところ、前回同様、食に関するテーマが目立っていましたが、
今回は様々なジャンルが採択されていました。
特に、IT系や広告、そしてコンサル業務がたくさん採択されていて、意外な印象を受けました。
前回は3分の1以上が、食と美容をテーマにした事業となっていましたが、
今回は、食、介護、美容で43%を占めることとなりました。
また、女性の事業を見ると、
前回6割近かった食か美容が、今回は4割になっています。
全体と比べると、美容と介護が逆になっているくらいで、割合は全体とあまり変わらない印象です。
今回はテーマが様々で、それだけ世の中に解決しなければいけない問題が集積しているように感じました。
2290件の事業テーマを1つ1つ見ていると、
世の中の動きが見えて来るような気がしました。
やはり、税金を使う補助金ですから、社会貢献につながるものが採択されていることは間違いありません。
安部内閣の起業熱はまだまだ収まらないと思いますので、
創業関連の補助金には、今後も注目して行きます!!