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過去ブログ(2013.9-2016.7)

エンディングノートというと、何を思い浮かべますか?

エンディングノート。

聞いたことがある人は多いと思いますが、

人によって、様々なイメージを持っているようです。

 

「聞いたことはあるけど、どんなものなのかは知らないわ」

という人もいると思います。

 

「自分が死んだときに、どうして欲しいのかを書いておくものでしょ。

自分が死んだときのことなんて、考えたくないわ。縁起でもない」

そんな風に言う人も、結構いるんですよね。

 

実は、エンディングノートには、決まりはありません。

何を書いてもいいものなんです。

だから、人それぞれのエンディングノートがあると思いますし、

今後、新しい価値観も生まれてくるかもしれません。

 

ここでは、私が考えるエンディングノートについてお話しします。

 

なぜエンディングノートが必要なのでしょう?

 

亡くなった人は、話すことが出来ません。

そして、亡くなった人の持ち物を整理するのは、残された家族です。

亡くなる前に大切な家族に伝えたいこと、

それは、財産のことだけではないはずです。

連絡して欲しい友人の連絡先や、お気に入りの写真などもあるでしょう。

それだけではありません。

大切な家族に、お世話になった大切な人に、

感謝の気持ちや、大切な想い、伝えたくありませんか?

それを綴っておけるのが、エンディングノートなんです。

 

エンディングノートって何を書くものなの?

 

エンディングノートには、大切な家族に伝えたいことを書きます。

不動産、預金口座、色々な連絡先。

こういったものは、あなたがノートにまとめておくことで、

残された家族はとても安心することでしょう。

特に隠しておいた借金がある場合、必ず書いておきましょう。

相続財産にはプラスのものもマイナスなものもありますが、

マイナス(借金など)が多く、相続放棄をする場合、申請期限が意外と短いのです。

借金が後から見つかった場合、放棄出来なくなることがあります。

 

私が家族に伝えて欲しいことは、もう1つあります。

それは、あなたが生まれてから今日までのこと。

大切な家族は、きっと聞いてみたいと思うはずです。

あなたのお子さんが生まれた時の気持ちを、

あなたが亡くなった時にお子さんが知ったらどうでしょう。

きっと嬉しいはずです。

自分のお父さん、お母さんは、こんな人生を送って来たんだと、

あらためて感謝の気持ちを深くするでしょう。

 

エンディングノートを書くとどうなるの?

 

まず第一に、いざと言う時に困りません。

前もって、「いざと言う時に知っておきたい情報」を書き出しておくことで、

自分の家族が亡くなった時に知っておきたい情報も明確になります。

家族みんなで書いてみるのもいいでしょう。

 

また、自分の人生を振り返ることで、やっておきたいことが発見できます。

「そうだ、私は小学生の頃、小説家になりかったんだ!」

気づくのが早ければ、まだ夢をかなえることだって出来るんです!

エンディングノートを書くと、その後の人生をより活き活きと有意義に生きることが出来ます。

 

元気なうちに書いて欲しいんです!

 

思い出してみてください。

ちょっと風邪気味でだるい時、何もする気になれません。

これが大きな病気だったら、

物忘れが激しくなってしまったら、

書こうと思っていたエンディングノートが書けなくなってしまうかもしません。

そう、実は今がエンディングノートを書く時期なんです。

早いも遅いもありません。

思い立った時がその時なんですね。

 

そして、例えば毎年誕生日に、見直してみるといいでしょう。

足りない部分、加えたい部分、変えたい部分、色々出て来ると思います。

ちょっと訂正でもいいですし、

思い切って書き直したっていいんです。

 

今年から、1年のイベントの1つに、エンディングノートを加えてみませんか?

 

 

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