行政書士受験生に伝えたい7つのこと その4
合格のための7つのこと
その4 睡魔との闘いに勝つ!
資格試験を受験しようと勉強する人の多くは、会社員であったり、子育て中であったりと、
時間の制限がある中で合格を目指していると思います。
今の生活を変えたい!という確固たる目標があり、やるぞ!と意気込んで机に向かうも、
5分もしない内に眠気が襲って来て、まったく内容が頭に入って来ない、
書いた覚えのない文字がノートに記されていて、解読不能、、、なんてことは、
誰にでも経験のあることではないでしょうか。
私もそうでした。
本が集中して読めないから問題を解こうと思っても、気づいたら寝てしまっている。
音声講義なら集中できるかも!と思って聞き出すと、いつの間にか音声が終わっている。
これでは勉強がまったく進みません。
色々試した結果、睡魔に勝つためには「場所を変える」ことだと気づきました。
心理学的にも、ある程度ストレスがある状態の方が集中力が上がるそうです。
家に帰って部屋に入ると、それだけでリラックスするので、眠くなるのは無理のないことなのです。
そこで私が毎日勉強していたお勧めの場所をご紹介しましょう。
・巨大フードコート
会社からまっすぐ家に帰らずに寄ったのが、巨大ショッピングセンター内にあるフードコードでした。
とにかく人は多いのですが、席は結構空いていて、スペースが大き過ぎて人目が気になりません。
かなりざわついていますが、
何を話しているのか分からないざわつき方なので、気にならなくなります。
逆にざわつきがちょうどいいストレスを与え、集中力を高めたのかもしれません。
ここで毎日のように、1時間半から2時間くらい勉強して、家に帰るようにしました。
・通勤中の車内
車通勤だった私は、通勤中の車の中では、講義音声を聞いていました。
特に良かったのが、「記述対策用」の講義音声です。
記述対策として、論点が解りやすく説明されていて、状況も浮かびやすいので、
運転しながらでも内容が記憶に残りやすかったです。
運転中は寝ることはないので、お勧めです。
・バスタブ
毎日お風呂に入る人に絶対にお勧めなのが、バスタブに浸かりながらの勉強です。
お風呂のふたを机代わりにして、タオルを敷いた上で本を読んだり、問題を解いたり、
防水のスマホがあれば、音声講義を視聴したり、Web上の過去問に取り組んだり、
工夫しだいで色々な勉強が出来ると思います。
よく「本が濡れないの?」と、質問を受けますが、意外と濡れません。
実はバスタブで勉強を始めた頃、一度本をお湯の中に落としたことがありますが、
それ以来、逆に絶えず緊張感をもって勉強出来ているので、
これもまた、適度なストレスになって集中力が高まっているのかなと思います。
・昼休みの会議室
これは会社勤めの人ならではの場所になるかもしれません。
昼休みには社内食堂を利用する人が多い会社で仕事をしていたので、
昼休みの会議室はたいてい空いていて、私には好都合でした。
場所が会社なので、滅多に眠くなることもありませんでした。
会社はまさにストレスのかかる場所ですから、かなり集中出来ました。
会社の人には内緒で勉強したい、という人には難しいかもしれませんが、
思い切って公言して、会議室を借りてしまうというのは、お勧めです。
本当に貴重な1時間になると思います。
以上、4つのお勧めの場所をご紹介しました。
行政書士のような年に1度しかない国家試験を目指す場合、
毎日の勉強がとても大切で、日々どれだけの時間を取れるかが合格の鍵を握ると言えます。
睡魔に負けて勉強出来なかった日を作らないよう、
思い切って場所を変えて、少しストレスを与えながら勉強を続けてみましょう。