仕事始めに仕事がある幸せ
皆さま、明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します。
本日は当事務所の仕事始めでした。
お陰さまで、お知り合いの方から相続手続の仕事をいただき、
その中の1つである「車の名義変更(所有権移転)」手続きに運輸支局へ行って来ました。
以前にも記事にしたと思いますが、
行政書士の仕事は「本人の代理で書類を作成したり申請する仕事」が多く、
依頼される多くのことは、本人が自分で出来ることです。
ところが、実際にやったことがある方は分かると思いますが、
必要書類を調べ、申請する役所を調べ、書類を作り、提出するという一連の作業は、
日常には滅多にないことなので、非常に面倒で時間がかかります。
専門知識が必要な申請の場合、
実は、取り返しのつかないことも起きてしまうんです。
費用はかかりますが、
時間や煩わしさや、間違ったやり方をしてしまうリスクを考えれば、
専門家に任せた方が安心な場合が多いのかなと思います。
今日のお仕事である「車の名義変更」ですが、
「名義変更」自体は、それほど大変な手続きではありません。
運輸局は、雰囲気はかなりお役所っぽい所でしたが、
親切な担当者が多く、聞けば色々教えてくれます。
記入例もありますので、あまり困ることもないはずです。
但し、相続が絡んだ手続きの場合、
遺産分割協議書が必要になりますし、
そのためには戸籍も正確に集める必要があります。
相続人から、更に別の人に名義を変更することをダブル移転と言いますが、
この場合、更に色々な書類が必要になります。
(今日の手続きはダブル移転でした)
書類がすべて揃っていないと出直す必要も出てきますし、
それでなくても相続手続きには手続きごとに書類が必要となります。
1セットの戸籍や印鑑証明書でいくつもの手続きを済ませるためには、
手続きの順番も考えて行かないといけません。
それぞれの証明書には、有効期限もありますし。
そういうわけで、専門家に依頼することは、
決してお金の無駄遣いではないと私は考えます。
それにしても、
仕事始めから仕事がある幸せを今日は感じました。
今年は昨年以上に意欲的に仕事に取り組みます!
どうぞよろしくお願いします。